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90歳のお婆さん?

70代女性のNさんが先週の木曜と土曜の2日間来院されました。同じ町内に住んでいるのでちょこちょこお会いする機会はあったのですが、患者さんとして来られたのは今回が初めてでした。来院時の姿を見てあまりの姿勢の悪さに90歳のお婆さんに見えてしまい、元気な頃のNさんを見てたので吃驚したのとショックを受けました。問診では3年前に腰のヘルニアを発症して病院に1ヶ月入院。手術を勧められるが断ってブロック注射で少し楽になり、その後は治療院、整骨院を転々としてたそうです。症状は朝起きるのが辛いのと歩くと右ふくらはぎの痛みと痺れ感が強くなって辛いとの事。

立位分析では腰、背中、頸も丸くなりやっと立っている状態でした。ベッドにうつ伏せになってもらいチッックすると右臀部の筋肉がげっそりと落ちて右アキレス腱は硬くなっている状態。仰向けでは右足首が内反しているのが気になり、私「Nさん、この足首の格好ではヘルニアになる前からふくらはぎに違和感はあったと思いますよ」と言いますと、Nさん「右足の歩き方は昔からおかしくて、時々こむら返りしてました」と府に落ちた感じで納得してくれました。治療は硬膜調整、お腹と右足首を調整してサポーターで足首を矯正して終了。2回目に来られたNさん「3割は楽になりました。朝の痛みが消えて娘にも痛いと言わないのは初めてじゃないのと言われましたよ。犬の散歩も楽でした」と言われて、腰と背中と首も伸びてくれて90歳の体が70歳代の体に戻ってくれました。これからしっかりと治療に専念すれば70歳代の体が60歳代の体に変身してくれるかもしれないですね。


突然、電気が消えました

 

朝の9時前にPCを見ていたら突然照明が暗くなり治療室の石油ストーブ2台も止まってPCと電話は大丈夫でしたが、待合室、畳の部屋の治療室、玄関の照明も消えて、2階の部屋の方は大丈夫でしたが、台所、洗面所、風呂場、トイレは駄目でした。ブレーカーは落ちていないし電気の流れている所と流れていない所があってパニックに。とりあえず午前中に来られる患者さんに変更のお願いの連絡を入れて近くの電気工事店に電話をかけました。電話に出られた女性の方から「社長は仕事に出かけていて今日の修理は無理だと思いますので東北電力さんにお願いすれば無料で調べてくれますし、他の電気工事店さんを紹介してくれると思いますので」と東北電力の電話番号も教えていただいて本当に助かりました。午前中に東北電力の若い社員の方が来られて、ブレーカーをチェックして「家の中は問題ありませんね。家の外の配線か電柱の問題だと思います」と言われて、30分後、ソーセージの大きさと同じくらいのヒューズ管を持ってきて「電柱にヒューズが2本ついているのですがこの1本が切れていました」と説明してくれました。無事に電気がついて電気工事店の女性の方と東北電力の若い社員に感謝でいっぱいです。


ガタガタのはずが

先週の土曜の朝にウィンドミル投法で150球投げてしまって、日曜の朝になり布団の中で恐る恐る体の具合を確認してみたところ、右肘回りと右肩の三角筋と右鎖骨の下の方に筋肉痛があったのですが、他の所は何の痛みもなくて???の状態で布団から起き上がってもなんともないので、本当にアレッて感じで不思議でしょうがありませんでした。春になってウィンドミルで投げる前には毎日走りこんで体を絞ってからスリングショット投法で慣らして慎重にウィンドミルに切り替えていくのですが、今回は何の準備もしないでいきなりの150球だったので日曜の朝は不安が大きかったです。冬の間は雪かきがいい運動になってたのですが、今年は雪が少なく体ががなまってしまい自己治療もさぼりぎみだったのですが、時々は鏡の前でシャドーピッチングをやっていて去年よりは確実に投げ方が良くなってたのと、医療機器のレメシスで毎日3回は調整していたのでそれが良かったのかなと思っています。今日になって3ヶ所の痛みは気にならなくなりました。日曜は雨で練習が流れたのも良かったです。2日連続で投げていたら本当にガタガタになっていたかもしれないので。


体が変わる

 

週末に80代女性のSAさんと70代女性のSUさんが県北の吹浦から1時間かけてSAさんの息子さんの車に乗ってメンテナンスで来院。SAさんは畑仕事が生きがいで2年前に酷い腰痛を再発して畑仕事ができないのを見かねた息子さんがSAさんを連れて来られました。4、5回の治療で楽になり畑仕事もできるようになり、この年は10月末までに15回来院して去年は4月から6月末までに8回の来院。そしてこの週末に来られたSAさん「畑の手入れが始まる前に体の手入れをして痛みがでないようにしたいのでよろしくお願いします」と言われて、立位分析で気になったのは両腕が捻じれて両手のひらがお尻方向の後ろ向きになってました。歩く姿はペンギンのような格好でしたので、まずは両腕の施術から入り神経伝達調整法を施し歩き方を再指導して終了。手のひらが体側に向くようになりいい感じになってくれました。

SUさんは去年の4月に来院された方で、左腰の強い痛みで買い物にも行けない状態の所をSAさんから当院を紹介され一緒に来院することになりました。初回時は前かがみで右くの字の姿勢で立つのも歩くのもやっとで家ではほとんど寝たきりに近い状態でしたが、4月から8月までに10回の通院でほぼ完治しました。そしてこの週末に来られたSUさん「今では毎日45分の散歩ができるようになりました。でも歩いていて疲れる時もあります」と言います。立位分析で見てみるとお尻の部分だけが中心軸から左側にずれているのが判り、私「お尻の所で歪んでいて体が真っすぐになっていないので長い距離を歩くと痛みがでるかもしれないので15分減らして30分でいいでしょう。疲れを残さないのが大事ですよ」とお話ししました。神経伝達調整法を施し再度歩き方を指導して終了。お尻の位置は中心軸に寄ってきていい感じになってくれてました。去年、来られた時にSAさんの息子さんが「今までに私たち3人であっちこっちの医院、治療院に行きましたよ。遠い所では青森の八戸にも泊り込みで何度もいきました」と懐かしそうに話してくれました。青森に比べれば当院の片道1時間は余裕しゃくしゃくなんでしょうね。

 


初練習

昨夜、古巣の稲生ソフトチームのキャッチャーのIさんから電話が入り「明日の朝、二人で練習しませんか?、チームの練習が始まる前に肩を作っておきたいし、伊藤さんのピッチングがどんだけうまくなったのかも見たいのでどうですか」と言われて、私「いやー、今年に入って寝坊助になってしまって、まだ朝のジョギングもしてなくて体がなまっているので」と言いながらも、お誘いの言葉をかけていただいてつい嬉しくなってOKしてしまいました。軽く投げるつもりが熱が入って今朝はIさんを相手に150球投げました。(Iさんがしっかりと数えてました)練習の後半はマウンドに立ち最後はヘロヘロになり握力も利かない状態でしたが、内角低めを突く投球で締めくくりIさんも納得顔でした。明日も練習の約束をしたのですが、明日になって体がどうなっているのか心配です。


春です

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先週までは寒かったのですが、昨日あたりからグーンと気温が上がって昼休みに車の窓を開けて10分ほど走って金峰街道沿いの田んぼのあぜ道でふきのとうを収穫してきました。今日は禁酒日でしたがふきのとうを天ぷらにしてもらってビールとワインでご馳走になりました。春の味がして美味しかったです。


うつ伏せで体を揺らす

いつも寝る前に布団の上でやっている事があります。それはうつ伏せになって体を揺らす体操なのですが、掛布団を二つ折りにしてその上にクッションを置いてその上にお腹を乗せてうつ伏せになります。顔がちょうど布団の端の所にくるので顔をまっすぐに下げても楽に呼吸ができます。この状態になっただけでも腰は楽ですしお尻を右へ左へ右へと回転させるとこれがすごく気持ち良くて、往復にして300回ほど揺らすと体全体がゆるんで油断していると意識が遠のいてそのままの格好で寝てしまいます。昨夜は揺らしている最中に寝てしまい寒さで目を覚まして布団に潜り込む羽目になりました。腰痛持ちで朝起きた時に辛い方やなかなか寝付けない方にはお勧めしますので試しにやってみてください。


夜中に目が覚める

60代男性のAさんが夜中に目が覚めて眠れないのと頭痛治療で来院。20年来の知人で今までに2度ほど治療を受けたことはあるのですが、今回はこれまでとは違ってしっかりと体を治さないと危ないなという悲壮感が漂っていました。立位分析では体全体が右回転して頭は正面を向いて頸の所で捻じれているのが判りました。座位分析では猫背がちょっと気になる程度でそれほど問題はありませんでした。よーく調べてみると右足首の踵が内側に捻じれていたのと顔の歪みが大きくてその事を指摘しますとAさん「4、5年前から右足首に変な感じはありました。月に数回ダンスをやっていて踊っている最中に右脚が内股っぽくなるのと靴をはくのがスムーズにできなくて気になってました」と言います。私「踊って体を動かすのはいいんだけれどもバランスの悪い体では逆に体を壊してもっと酷くなりますよ。運動よりも体の手入れを優先した方が体のためにはいいですよ」とお話ししました。治療後に右足首をサポーターで矯正して立位での右回転は消失。顔の歪みも5割ほど改善してくれました。Aさんは80歳までは現役で仕事をしたいといってましたのでこれからの体の手入れが大事になりますね。


なんともないです

 

週末に40代女性のIさんが半年ぶりに来院されました。なんともないんですけれども治療してもらえますかの電話の声が元気そうだったのでホッとしました。調子が良くて足が遠のいていたようなのですが、ごく最近に、Iさんに当院の治療を勧めてくれた千葉にお住まいの叔母さんから「整体に行っているの?、調子がいいからといってサボってはだめですよ。定期的に通わないと」と注意されたそうです。立位分析では微妙に体全体が右側に流れていて気になる所は数箇所ありました。Iさん「あれから教えてもらった体操は何もやっていませんでした。今日は怒られるのを覚悟して来ました」と言います。治療後の立位分析では中心軸に寄ってくれていい感じの姿勢になってくれてました。そしてソフトボールを使ってのニューバージョンの自己治療法と腰仙関節部への冷却を指導して終了しました。

患者さんは症状があると心配をして症状がとれると安心してしまい、同じような事を繰り返して症状に振り回されているのが常です。当院では症状のあるなしに関わらず常日頃から体の構造のくずれを治しておいた方が、体にとっては一番いいことだと思っていますので、なんともない方やちょっとだけ気になる症状をお持ちの方も大歓迎です。


症状を追わない

先週、ホームページを見て整体の無料体験で来られた30代女性のSさん「整体院で症状を治してもらったことはあるんですけども原因を解決してくれる所ではなかったので、しっかりと体の中を治したいのでこちらに来てみました」と言っていただいて、今日が2回目の来院となりました。可愛い息子さんと来られて畳の治療室で寝転んだりお母さんにくっついたりして楽しく治療することができました。Sさんは整形疾患、内科疾患をお持ちでしたが、症状を追わないで気になる所を見つける作業に専念しました。まずは立位と座位の姿勢分析ではどちらも頭が右の方に傾いていて良くはありませんでした。体をチェックしますと右肩部と右肘部と左股関節に問題があって特に左股関節の動きが硬かったので、私「どんな座り方をしていますか?」と聞きますとSさん「家では横座りです。職場ではいつも脚を組んでパソコンに向かってます」と言います。

治療はうつ伏せで硬膜調整、仰向けでお腹まわりを集中的に施術しました。治療後、左股関節を動かしてみると硬さがとれて楽に動くようになり、立位分析では治療前よりも頭の位置が中心に寄ってきてくれました。先週に続いて歩き方を指導して畳での座り方は正座からはじめて横座りを両方やってまた正座に戻る座り方を指導、椅子での座り方はどうしても脚を組みたくなった時には1分だけにしなさいとお話ししました。次回の治療は2週間後、可愛い息子さんにお会いできるのが楽しみです。


鶴岡いとう筋整復院のいとうです。

接骨院から整体院に切り替えて20年目、現在では頭痛、偏頭痛、むちうち、アレルギー疾患、精神的ストレス疾患、内臓機能低下にも対処しております。

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