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『体のバランスが悪いんです』

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GEDC0499

今週、メンテナンスで来られている30代女性のNさんから1000円札を折り紙にしたもの(野口英世博士がターバンをかぶっている)を見せられて、これがどうしても欲しくなって拝み通して譲ってもらいました。財布に入れておくとお金が貯まるよと言われたのですが、財布は持っていないので窓口の机の中にしまっておいて、時々、患者さんに見せています。

昨日は高校2年のウエイトリフティング部(重量挙げ)のK君が1年ぶりの来院。K君「バーベルを頭上に挙げる時に左腕は真っすぐに伸びるんですけれども右腕が伸びなくて、バーベルが傾いてしまって失敗を繰り返しているんです。みんなは記録を伸ばしているのに自分だけ伸びていないんです。左半身は良くて右半身が悪くてバランスが悪いんです」と言います。私「なんか心当たりはあるの?」、K君「???、練習の時は腰は痛くないんですけれども、家で座っていると痛い時があって気にはなっています」と言います。立位分析では特に問題はなかったのですが、歩き方をチェックすると右股関節まわりがスムーズに動いていないのがわかりました。あっちこっちチェックしてみると、右肩関節部(前側)と腰仙関節部に熱感があって、右足首が弛んでいる状態で右側の仙骨が固くなっているのがわかりました。うつ伏せで硬膜調整後に右側の仙骨を細かく調整、右足首はサポーターで固定しました。施術後に歩いてもらうと、K君「全然、違います。筋肉がしっかり動いてくれて体が軽くなっています」とにっこり顔で言ってくれました。私「明日からの3日間は普通に練習して4日目に記録を狙ってもいいよ。サポーターは体育の時間と重量挙げの練習の時は必ず装着する事。それから右肩と腰は毎日冷やす事。競技を引退するまでは痛くても痛くない日でも毎日冷やすんですよ、そうすれば記録はグーンと伸びてくるからね」とアドバイスして終了しました。


鶴岡いとう筋整復院のいとうです。

接骨院から整体院に切り替えて20年目、現在では頭痛、偏頭痛、むちうち、アレルギー疾患、精神的ストレス疾患、内臓機能低下にも対処しております。

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