8月中旬に、夏休みで帰省中の10代のSさん(大学生)が左足の踵の痛みで来院。去年の夏頃から痛みが出現してから踵をつける事ができなくなり(原因は?)、学校でもアルバイト先でも左足は常につま先立ちで歩いていたそうです。病院ではアキレス腱の炎症の診断を受けて治療を受けるも改善はせず、そのまま放置したままの状態でした。
立位分析では、左足をかばって右脚荷重で、踵の周りは圧痛だらけで足部から膝下にかけての熱感が酷くて、仰向けで見ると左脚はガニ股状態で踵は内側にねじれていました。調整は踵、膝、股関節の捻じれを調整して、バケツに水と氷を入れて冷やすのと、脚を高くして寝る事を指導しました。
23日が2回目で、Sさん「1年ぶりに踵をつけて歩けるようになりました」と言います。踵を中心に全身を調整して、歩き方と新しい靴に替えるようにと指導しました。
28日が3回目で、Sさん「ほとんど痛みは気にならなくなりました。ソフトテニスの試合にも参加してきました。残りの痛みは2割くらいです」と言います。歩き方を見ると踵がしっかりとついてドンドンドンと床に響いていました。
9月12日が4回目の予定で、これが最後の調整だと思って、Sさん用の大事なセルフを用意して待っていたのですが、当日キャンセルが入って調整することができませんでした。正月か春休みにでも来てくれればいいのですが。